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屋根についてのお話し

  • 2020年9月14日

    こんにちは。
    機械と横文字に弱く更新出来ずにいました、代表の菊池です!!
    これからはこまめに頑張ります。

    今日は屋根について‼
    ここ数年でお家の屋根のひび割れや剥がれが気になるとお客様から多くの問い合わせを頂きます。

    屋根は気にして見ない限り劣化の進行に気付く事が少なく、訪問業者や近隣で工事をしていた
    業者に言われて知ったというケースがほとんどです。
    一般的に20年以上は持つと言われているスレートという薄型の屋根材ですが、築10年ほどでも塗装でのメンテナンスが困難になる事態が多発しています。

    その理由として、2004年に石綿(アスベスト)を含む製品の出荷が禁止となったため、各メーカーがその前後にノンアスベストの商品を発売しました。その当時のノンアスベスト商品には現在も頭を抱えております。

    その代表的な商品がニチハのパミールです。

    築13年程でこの状況…
    立地条件などで劣化の進行具合(ニチハさん曰くこれは経年劣化だそうです…)は変わりますが
    築10年程でまだ目立った損傷等は見られず、パミールと診断されずに塗装されてしまったケースも目にしましたが、パミールは上の層から剥がれてくるので塗装は無意味です。
    屋根にも登らず診断する業者には要注意です。

    続いて同じくノンアスベスト建材のクボタ(現在はKmew)が発売したコロニアルNEOです。

    現地調査に伺った際に屋根に登ると、屋根材が割れて滑落寸前でした…
    こういった屋根も塗装が出来ない訳ではありませんが、塗装作業中にも新たな割れが起きたり、
    今起きているひび割れを抑えられても、次から次へと起こるひび割れを塗装だけで抑えることは
    出来ません。
    せっかく足場を組み、決して安くはない工事費を払いリフォームをしても、早期にひび割れや滑落被害などが出てしまっては台無しになります。
    極力お客様のご要望にはお応えしたいと思っておりますが、こういった屋根の塗装でのメンテナンスはとても歯痒く思いますが弊社ではお断りさせて頂く場合もございます。
    中には塗装だけで問題ないと判断する業者様もいらっしゃるかもしれませんが、後々に保証内容などに関して
    のトラブルになったケースも数多く耳にします。
    弊社としましてもお客様にはリスクやデメリット、保証内容などについても明確にお伝えするよう心掛けております。

    もちろんこれらの屋根材も塗装出来るケースもありますが、最善の下処理をした上でが大前提となります。
    こうしたひび割れ処理にはこちらの浸透型補修材タスマジック↓※セイム社様ホームページより

    浸透型という名前だけあってひび割れ部から屋根材の裏側までしっかり浸透して元のスレート屋根材よりも2倍の強度が出るという優れもの。
    個人的にとても気に入っています!!
    屋根の補修はひび割れの上からコーキングでなぞるような方法が一般的でしたが、高耐久の塗料などが出ているのに対してやはりこのような方法では限界があると感じていました。

    塗装方法などについてももっと触れていきたいですが今日はこの辺で…
    弊社ではカバー工法でのご提案もさせて頂いている為、屋根材サンプルなど各種取り揃えております。

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