サイディング外壁の塗装価格と業者はどう決める?
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2021年1月23日
この記事の目次
サイディング外壁の塗装価格と業者はどう決める?
チラシに外壁塗装○○万円て書いてあったけど?塗装価格はいくらぐらいが適正?
外壁塗装の価格と言えば皆さんが最も気にしている部分ではないでしょうか?
おそらく参考にされるであろう価格とは- チラシの「コミコミ○○万円」
- リフォーム会社の「WEB限定・外壁塗装パック○○万円」
- 知人やご近所の方の話し
- 新聞の広告
などがあげられると思います。
どの広告にも数十万円単位のものがほとんどで、中には30坪の家が30万円台で足場工事も外壁塗装3回塗りもその他の塗装工事もコミコミと掲載されている広告もありますね。
お気持ち的には出来るだけ安く施工を頼みたいというのは当然で、私がお客様側になったら絶対そう思います。
ですが、業界を数十年やってきている私たちだから思う事は、
安すぎる業者は絶対NGという事です。
なぜなら、一人前の腕のいい人気の職人さんが家一軒工事するのに手間だけで本来は40万円を超えるからです。
材料代は含んでいませんよ。
そこに足場工事やシーリング工事、などを含めたら、手間だけで50~60万円はかかるのが本来です。
※本来ですと言ったのはここではあえて普通ですという言葉は通用しないと思っているからです。
昨今の価格高騰のため平均単価が高く、少しでも安くしようとすると施工品質が平均して下がっています。
ではなぜ、チラシや広告ではそこまで安く表示するのか、誇大広告じゃないのか!
と、思われても仕方がない部分もありますが、
実は本当にその手の価格で出来る建物もあるのでウソではないんです。
30坪と言っても総二階造りで、軒天もなく、片流れで雨樋も少なく、雨戸もなく外壁もフラットの仕上げで凹凸がほとんどないタイプ。
化粧の幕板もなく窓枠もなく、ひび割れもなく、極端な補修が無ければ実は可能な数字です。
ですが住宅街を見渡して、その条件にはまる住宅はほんの一握りで、外装リフォームをお考えの多くの方の住宅はもっと複雑な形状や構造をしている事の方が一般的で、安い広告を出している会社に見積もり依頼をしても倍から3倍ぐらいに総額が膨れる事がほとんどなのです。
また、仮にその会社が50万円で全部やりますと言ってきた場合、実はできなくはないんです。
しかも塗りたては100万円かけて塗装をお願いした場合とほぼ変わりません。
150万円かけたいい塗料を使用した場合も見た目は変わりません。
ですが屋根を含めて50~60万円台という見積りだった場合は確実に手抜きはされています。
塗装回数を3回塗りというとすごいしっかりと思われがちですが、本来は当然の話しですし、1回にしてもお客様からはわからないようにうまく出来てしまうという事です。塗装回数に限らず、工程の中でのごまかしは至る所で出来てしまうので、怖い業界です。
しかも、それが普通だと思い込んでいる職人すらいます。
つまり、ごく一部ではなく、特に下請けから孫請けに流れている会社では、当たり前のようにくりひろげられている事です。では、高額な会社はいい工事をしてくれるのか
それも違います。
高額な会社が自社で職人を抱えているケースはほぼなく、営業職が濃い買い会社がほとんどです。
そうすると下請けの職人に渡す現場予算も絞り上げているので、結局現場の職人は出来るだけ早く仕上げるしか無くなります。
最近は、色々な件でご相談頂くことが増えてきたのですが、弊社がサイディング診断士認定施工店となったころからでしょうか、安心して相談されるようになったのかもしれません。
以前ご相談頂いたとある例では、
「新聞広告に載っていて、創業も長い会社だし、担当者も熱心で、高級な塗料を使って通常180万ぐらいする所を140万でやってくれると言うから頼んだんだけど、保証も出してくれるって言ってたし、○○新聞に載ってるから信用したんだよね、でも、いざ工事が始まると何かあやしいと感じて相談したんだ」
とご相談を受け、日曜日の現場が休みの時に訪問してお話を詳しく伺い、なんとなく怪しいと思ったので、材料置き場を見せてもらいました。
すると、確かに契約書に20年耐久のフッソ塗料で契約されているにも関わらず、現場で使用しているのは安い部類のシリコン塗料でした。
シリコン塗料とフッ素塗料では最大の価格差で一缶80,000円の開きになります。家全体で5缶使用するとしたら原価で400,000円の差です。
これにはお施主様もびっくりで、塗装が終わって持ち帰られる前に慌てて写真を撮られて指摘してみるとおっしゃっていました。
その後、そのお施主様から連絡を頂き、「仕事的にも不安だし納得は出来ないけど、何とか差額を引いてもらえるようになったよ」と仰っていました。
今のお話しの要点は、もしご主人が留守の多いお施主様だった場合、違和感にすら気付かず工事は終わっていたという事です。
そして数年は満足していたはずで、10年以内には後悔される結果になっていたかもしれません。もうどうしていいかわからない!!
不安にさせてしまってスイマセン(^-^;
結論がなが~くなってしまいましたが、もし業者探しに割いている時間もなければ、選べる自信もないようでしたら、直接『暮らしUP』にお問合せください!!ここまで長文を読んでくれた方なら、きっと失敗しない外装リフォームが出来ると思います。
業者選定という入り口で徹底的に選んで決めたなら、あとはその業者にある程度任せて大丈夫ですから。
この入口の部分で最も慎重に徹底して選定してみてください。まずは暮らしUPにお問い合わせください!!社員一同心よりお待ちしております!!
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